西鉄バスジャック事件で当時逃げた人や寝てた人、６歳の女の子は現在どうなったのでしょうか？
犯人の母親や判決など現在の状況をまとめました。
西鉄バスジャック事件の判決は？
西鉄高速バス乗っ取り事件や佐賀バスジャック事件と呼ばれた事件が2000年5月3日に起こりました。
佐賀県佐賀市発、福岡県福岡市中央区行きの西日本鉄道の高速バス「わかくす号」内で当時１７歳の少年が３人の乗客を切りつけました。そのうち一人は亡くなっています。
2003年6月に東京地裁で執行猶予付きの有罪判決。
2023年現在で40歳になられましたが、消息不明。
その後の流れは以下にまとめました。
- 2000年10月：解離性障害や行為障害の症状があるため医療少年院に送致（京都医療少年院）
- 2006年1月：京都医療少年院を仮退院
- 2006年3月：保護観察処分
- 2006年3月下旬：期間満了し、本退院
- 2023年：消息不明
少年は中学生時代にいじめにあい、クラスメイトたちの触発を受けて、学校の踊り場から飛び降り入院していた過去があります。
その後、高校に進学するも不登校となり家庭内暴力もはじまりました。
精神的に不安定になり、家族も手がつけられない状態になったため、2000年3月5日より精神科に入院に。
事件を起こした当日は、入院先から許可を得て外泊をしていました。
西鉄バスジャック事件の犯人の顔と名前
本名は谷口誠一さんです。年齢は2023年時点で40歳になります。
犯人の顔画像は当時の画像がTwitterにありました。
出典：Twitter
当時谷口さんは１７歳なので、現在はだいぶ顔がかわっていると思います。
西鉄バスジャック事件 2ちゃんねる
谷口誠一さんは、２ちゃんねるで犯行予告をしていました。
ハンドルネームは【ネオむぎ茶】でした。
[twitter url=”https://twitter.com/WideScope_G/status/1472532586585272332?s=20″ /]
高校生になった頃に父親にねだって購入してもらったパソコンではじめた２ちゃんねる。
その後引きこもりと家庭内暴力がはじまりました。
当時の書き込みはすでに消えているのかみつかりません。
２ちゃんねるの管理人のひろゆきさんも当時はかなりたたかれていましたね。
西鉄バスジャック事件6歳の女の子は？
西鉄バスジャックに当時一人で乗車していた6歳の女の子がいます。
名前は優香さんです。
現在は何をされているのか不明ですが、年齢は2023年で２９歳。
家庭をもっているかもしれません。
[twitter url=”https://twitter.com/tadano_oobatyan/status/1472528911691296778?s=20″ /]
当時は、谷口さんが女性はバスの座席の前で、男性は後ろに座るよう指示をし、6歳の女の子をずっと人質にしていました。
身体に傷はないものの、心には傷が残ったのではないでしょうか？
西鉄バスジャック事件被害者【寝てた人】
西鉄バスで寝ていた人もいました。高取千佳さんです。
事件に気付かず寝ていた当時34歳の高取さんに対して谷口さんは【あなたふてくされていますね】と言い、とつぜん首の後ろ側と手首を何度も切りつけました。
当時は負傷だけでしたが、現在はどうされているのか不明です。
西鉄バスジャック事件の逃げた人
逃げた人は全部で２名だと言われています。
- 小型犬を抱いた４０歳の女性がトイレにいくふりをして逃げる
- ３０歳の女性が窓から飛び降りて逃げる
- ５２歳の男性が一時停止の隙を狙い逃げる
谷口さんは、逃げたら危害を加えると言い、トイレ許可を出しました。
その時に逃げた人が警察に通報をします。
その結果、谷口さんは逃げた人が現れるごとに人質に対して危害を加えることに。
その方は、塚本達子さんと山口由美子さんでした。
西鉄バスジャック事件被害者【 塚本達子】
塚本さん(当時68歳)は、３０歳の女性と５２歳の男性が逃げた時に２度にわたって傷つけられています。
その結果、失血死に。
柄本さんは小学校の先生をされていました。４７歳で退職後はモンテッソーリ教師の勉強をし、佐賀市内にて「幼児室」開設されました。
西鉄バスジャック事件被害者【山口由美子】
山口さんは当時、柄本さんと一緒にバスに乗り福岡市で行われるコンサートに向かう途中でした。
小型犬を抱いた４０歳の女性がトイレにいくふりをして逃げた時に、谷口さんは連帯責任だと言い、山口さんを傷つけています。
現在も顔に傷が残っていますが、谷口さんに対しては許していると発言をされています。
[twitter url=”https://twitter.com/vostokintheair/status/1256771425408438272?s=20″ /]
７０歳になった現在は、不登校で悩む親子の支援活動を続けているそうです。
もう同じ悲劇が起こらないようにと務めておられました。
西鉄バスジャック事件の母親と父親の現在は？
当時は、父親は建設機械の会社に勤務をされ、母親は役所で保健師をされていました。
谷口さんがいじめを受けていた時は学校に相談へ行ったり、カウンセラーに相談をしたりと様々なことを試していたようです。
父親は、土日の休日に助手席側に谷口さんを乗せて、10時間あてもなく車を走らせるなどをし、ドライブをしていました。
現在、両親はいまだに遺族に賠償を続けているといった情報があります。
亡くなられた塚本達子さんの三人の子供さんに対して月に１・２万円支払いをされていました。
被害者に対しての賠償金は、手持ちの資金で支払い済みですが、自宅も売り払って高齢になった両親が毎月数万円を支払い続けるのはとても大変なことと思います。
谷口さんが小学校から中学校までいじめにあっていた時に適切な対応を学校やカウンセラー、加害者生徒も行っていたのならば谷口さんの精神も歪まなかったのではないでしょうか？
西鉄バスジャックの賠償金は？
賠償金は総額1380万円です。
その後も追加の賠償金を支払い続けています。その額は不明です。
現在はどこに住んでいるのか不明です。
まとめ
西鉄バスジャック事件で逃げた人や寝てた人の現在や、谷口誠一さんと両親の現在、塚本達子さんと
山口由美子さんの現在についてもまとめました。
現在の様子は山口さんしかはっきりとメディアの前に出ていません。
他はほとんど不明でした。
谷口誠一さんの両親は、まだ塚本達子さんの子供さん３人に賠償金を支払い続けています。
両親が他界したあと、谷口さん本人が支払いを続けるのでしょうか？
